ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 313字|2008.2.11|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
新空港にねたみ?
日本の援助でこのほど完成したバコロド新空港がある西ネグロス州シライ市で二日未明、同市のモンテリバノ市長宅に手りゅう弾が投げ込まれて爆発、二人がけがした。
大音響とともに市長の自家用車四台が損壊、近くにいた警備員の男性と家事手伝いの女性が負傷したという。邸宅の一部も被害を受けた。
同市長は地元ラジオ局のインタビューで、複数の人物が自分の市政が失敗するよう画策しているとして、事件が政治的であると主張した。市長は、「背後にいる人間らは新空港が開業して市の経済と観光が上向くのを喜んでいない」「開発の犠牲だ」と発言した。
バコロド空港が州都バコロド市から同市に移ったことも関係あると示唆した。(5日・ブレティンなど)