ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 324字|2008.2.4|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
デング熱を無料検査
セブ市保健局はこのほど、デング熱の感染防止のため、市内七バランガイ(最小行政区)の保健施設をサテライト保健センターに指定、市民が無料で検診できる措置を取った。デング熱の疑いが出た場合、直ちにこれら指定保健センターで検査を受けるよう市民に呼び掛けている。七バランガイはパルド、パシル、タランバン、マボロ、パリアン、グアダルーペ、バリオルス。いずれも昨年、市内でデング発生率の高かった地区。
厚生省中部ビサヤ事務所によると、昨年の同地域でのデング熱患者数は五千九百二十四人で前年比急増した。死者は百三十二人で大半が六歳から十歳の児童だった。患者数が最も多かったのはセブ市でタグビララン、マンダウエ各市がこれに続いている。(1月30日・ブレティン)