ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 299字|2008.2.4|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
工事強行で混乱か
一年以上、賛否両論でもめていたセブ市のバニラッド陸橋建設工事が二日、公共道路事業省によって開始された。市庁も市役所も反対で、交通渋滞や混乱が懸念されている。
同陸橋は混雑が激しいガバナー・クエンコ通りの十字路を減らす目的で総工費は約八千九百六十万ペソ。しかし市議会などは陸橋よりも高架道が望ましいと反対、付近の商店などの反対もあって工事延期を決議していた。しかし公共事業道路省はこれ以上、延ばせないと強行に踏み切った。同通りは一車線通行になる。
市交通局はバスなどの経路変更などを実行せず、市警察も交通整理要員の動員計画を作っておらず、今後の成り行きが注目される。(1、2日・サンスター)