ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 306字|2008.1.28|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ダバオに金ブーム
中央銀行のバラン南部ミンダナオ地方事務所長はこのほど、数量を明らかにしないまま、同地方が比最大の産金地域になったと発表した。
ダバオ市に一九八六年に創設された中銀の金購入センターに持ち込まれた金の量から推定したもので、二〇〇七年の購入量は前年比で一〇|一二%増えた。その九八%が二十四カラットだという。
同センターのほかに、香港、シンガポールの企業も同地方で買い入れている。産金業者の主力は、コンポンステラバレー州のディワルワル金鉱に群れ集まる中小の金掘り人たちで、アグサン、スリガオで採れた金も同センターに持ち込まれるという。
現在の購入価格は一グラム約一千百四十八ペソという。(23日・スター)