ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 323字|2008.1.21|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
未逮捕のまま集団起訴
カリカ北コタバト州担当検事によると、昨年、ミンダナオ中部で頻発したバスに対する爆弾テロ事件の容疑者八人が十四日、殺人、同未遂の罪で起訴された。しかし、逮捕は一人だけで残りは逃走中。
拘置中のバドルディン・ジャシロン容疑者は取り調べで、自分たちがハビビ・アブドゥルと名乗る男を首領とする「アル‖コバル」ギャング団の構成員であると自供。さらに昨年七月十八日、スルタンクダラット州タクロン市で起きたイエローバス爆破事件(三人負傷)、八月三日、南コタバト州タクロン市で起きた同バス爆破事件(一人死亡、十二人負傷)、十月、南ダバオ州バンサラン町で起きた爆弾事件(五人死亡、三十人負傷)に関与したと認めたという。(17日・インクワイアラー)