ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 316字|2008.1.21|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
マクタン島で銀行強盗
十八日朝、セブ州ラプラプ市のマクタン島にあるマクタン・ルーラル銀行に見習い警察官の制服を着た二人組強盗が押し入り、現金百七十万ペソを奪って逃走した。セブ都市圏は年間最大の宗教行事シヌログの真っ最中で、警察は人出警備で手薄だった。
二人組は銀行が開くと同時に顧客を装って入店しようとし、まず警備員に拳銃を突きつけて武装解除。次いで行員に金庫室を開けさせて札束を奪うと、行員を金庫室に押し込めて車で逃げた。現場にいた顧客数人も現金や携帯電話機を奪われた。十五分間の早業だった。犯人たちは巡回のパトカーが通過した直後を狙っており、警察は計画的犯行とみている。警察官の制服を着ていたが、履き物はスリッパだったという。(20日・スター)