ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 307字|2008.1.21|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
電力に黄信号
送電公社幹部によると、ミンダナオ地方では向こう三年に発電所が新設されないと、電力不足が発生する。同地方の総発電能力は一千八百五十・四メガワット時(MW)だが、平時に利用できるのは一千五百二十MW。今年のピーク時の電力需要は一千四百四十MWに達する見込みで、緊急用の予備電力量が能力の二二%となり、規定に一・四%届かない。
特にソックサルジェン地域の発電量は百十六MWしかないが、金銅鉱山のフル稼働などで、一日の需要量が現在の倍の三百MWに達する見込み。
コタバト、ダバオ地域ではピーク時の需要五百二十六MWに対し発電量は三百二十MWで、同地方北部からの送電に頼っているそうだ。(18日・サンスター電子版)