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12月24日のまにら新聞から

ビサヤ・ミンダナオ通信

[ 316字|2007.12.24|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]

爆竹の主産地

 マクタン島のバグバグ1・バランガイ(最小行政区)は「爆竹の主産地」といわれ、住民六千人の九割が爆竹や花火の製造に従事している。商圏はビサヤからミンダナオ地方に広がり、年間を通じて注文が舞い込むという。

 「セブ爆竹の父」と呼ばれるジュリアン・ポンガシさん(73)が「スーパーロロ」「フダスベルト」などを売り出すと、周辺の漁民たちも争って花火屋に転業した。しかし、その多くが無許可営業で、製品の質が悪くて危ないという。今年、国家警察は規制を強化、十四日には同バランガイで黒色火薬などの原料や粗悪な花火を押収した。しかし同バランガイからキナムルサン通りにはクリスマス期間中、百三十件の花火店が軒を連ねた。(22日・インクワイアラー)

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