ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 318字|2007.12.24|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
セブ市議会ビル完成
工事に二年近くを要したセブ市議会場の改築が完成、十九日に開所式が行われた。オスメーニャ市長は改築費が当初予定の六千五百万ペソの倍近い約一億二千万ペソに膨れ上がったことに触れ、「納税者への見返りを念頭に仕事しよう」と訓示した。
新ビルは旧ビルよりも床面積が広く、議場も三倍になった。ごみエネルギーを利用した最新式の区域別空調システムやデジタル音響装置を備え、輸出用並みの高級家具調度付き。エレベーターも二基、増えた。議員の個室にはトイレまで付属している。
当初予算はビル建築と電気。水道工事だけを見込んだが、オスメーニャ市長が中二階部分の拡張などを指示するなど、経費がどんどん膨らんでしまったという。(20日・サンスター電子版)