ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 294字|2007.10.29|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
「マコト・ミギタ」道路
在比日本大使館はこのほど、レイテ州オルモック市の洪水制御施設補修・改良事業に総事業費一億三千九百万ペソの五二%に当たる約七千二百万ペソを無償供与した。同市は一九九一年七月の台風ウリンによって死者・行方不明者約八千人を出した。
日本政府の無償援助で九八年から二〇〇一年にかけて「洪水制御計画」を実施、護岸やマルバサッグ、ビリボイ砂防ダムなどを完成した。今回は両ダムの補修・改善工事を行う。
二十日には同市で始工式が行われ、桂誠駐比日本大使らが出席した。同市は前回の工事で貢献した日本人技術者、故右田真氏の名前を道路名にするなど、市民は日本の防災支援に対する感謝と理解が深いという。