ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 315字|2007.10.29|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
死を招いた選挙ポスター
セブ州コンポステラ町で二十三日夜、三人の若者がポブラシオン・バランガイ(最小行政区)の役員選挙に立候補したおじの街頭ポスターを張る作業を終わり、一台のバイクに乗ろうとしたところ、一人の男が近づいていきなり発砲、二十三歳の男性が首を撃たれて死亡。貫通した銃弾が二十四歳の男性の背中に当たった。十六歳の少年だけが助かった。コンポステラ警察署は住民の証言から男性(24)を殺人、同未遂の疑いで逮捕したが、同容疑者は否認している。
セブ州警察本部では、同バランガイが選挙暴力危険地区に指定されていないものの、政治的背景があるかどうかを調べている。住民たちの間では若者の結社間の抗争が原因という見方がある。(26日・サンスター電子版)