ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 273字|2007.10.22|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
3兆ドルの落とし物
セブ島南西部アルガオ町に十三日、白人男性一人が出現、車で去った後に大きな箱が残されていた。周辺住民がバランガイ(最小行政区)に届け、箱の中を調べると米国の債券などがぎっしり詰まっている。米財務省証券、連邦債ばかりか金塊の預託証券なども入っており、額面総額は三兆ドル。
調べでは、国内犯罪シンジケートの「製品」らしく、「ユナイテッド・ステーツ」の文字の「S」が抜けて「ステート」になったり、[ビリオン(十億)」の綴りが間違っていたりしていた。
米国政府はニセ債券の発見に感謝したが、本国から調査団が派遣されるという。(18日・ブレティン)