ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 320字|2007.10.1|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
倉庫で眠る教科書
会計検査院チームはこのほど、中部ビサヤ地域で学童に配布されないまま、学校などの倉庫に眠っていた教科書約二十四万六千三百冊、教材など総額千五百三十万ペソ分を発見した。未配布教科書の数では東ビサヤ地域の二十九万四千冊に次いで二番目、価格総額ではカラバルソン地域(四千六百十万ペソ)、東部ビサヤ(二千七百七十万ペソ)に次いで三番目。全国での未配布教科書・教材は約二百五十万冊、約一億八千六百九十六万ペソに上るという。しかも、すべての倉庫を検査した数字ではない。
教育省西部ビサヤ地域本部では、事実や文法に間違いがある欠陥教科書で配布しなかったと言い訳しているが、本省では地域レベルの監督不行き届きという見方をしている。(25日・ブレティン)