ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 316字|2007.8.13|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ハリウッド撮影隊
金鉱で有名なコンポステラバレー州のディワルワル山では、ハリウッド映画「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン」がベトナム出身のチャン・アンフン監督のメガホンで撮影中だが、州政府は「映画会社のあいさつがない」と不満たらたら。ウイ州知事は「地元に対する敬意が払われない。もし撮影隊に事故でも起きれば、観光やビジネスに差し支える」と言明した。同山は地滑り災害などが頻発、金鉱にまつわる暴力ざたも少なくない。
映画は、渋い若手スター、ジョシュ・ハートネットが私立探偵役で主演、行方不明になった香港の富豪の相続人を捜し求めるが、殺人鬼が背後にいるという筋立て。警備は国軍が引き受けたので、州庁がおろそかにされたのかも。(6日・サンスター電子版)