ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 307字|2007.7.30|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
爆弾ジョーク追放
ミンダナオ地方でバスの爆破事件が相次いだ中で、南部ミンダナオ警察本部はこのほど、バスの車内で爆弾保持の冗談を飛ばす行為を厳しく取り締まると発表した。
同本部によると、南ダバオ州ディゴス市で今月中旬、メトロシャトル・バス内で兄弟の男性が大声で「爆弾を持っているぞ」と冗談を飛ばした。パニックを起こした乗客たちが争って逃げようとしたため、負傷者が出た。
また、別の会社のバスでも乗客の一人が「ボンバ、ボンバ(爆弾、爆弾)」と叫んだため、将棋倒し事故が起きてけが人が出たという。
爆弾の冗談は大統領令第一七二七号により、違反者は最高で禁固五年、罰金四万ペソに処せられる。(27日・サンスター電子版など)