ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 320字|2007.7.30|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
首切り事件が続発
バシラン州で戦闘した海兵隊員十人が首を切られた遺体で発見されたが、サンボアンガ地方で首切り事件がこのところ、二件続発した。
南サンボアンガ州サコル島に住む男性の首なし死体が二十一日、海中で発見されたが、銃弾二発を撃ち込まれていた。翌二十二日、男性の首を入れたボール箱が見つかり、「私はペレス隊長を殺した男です」という紙片が見つかった。男性は十三年前、政府系民兵組織の隊長を殺した疑いを持たれ、隠れ住んでいたが、復讐されたらしい。
サンボアンガシブガイ州ディプラハン町では二十日、住民の男性(21)が首なし死体で発見された。首は遺体から三百メートル離れた場所に捨てられていた。体には幾つも切り傷があったという。(24日・ブレティン)