ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 307字|2007.7.23|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
どっちもどっち
世論調査機関ソーシャル・ウェザー・ステーション(SWS)の年次汚職度調査がこのほど発表され、セブ都市圏の企業経営者によると、最も汚職がひどいのは相変わらず公共事業道路省と関税局だった。一方、清潔と評価されたのは貿易産業省、社会保険機構(SSS)、最高裁。
その一方、ビジネス側の不道徳性も浮かび上がった。領収書を必ず出すのは全体の三五%、二重帳簿を持たないのが三三%、税金をきちんと払うのは二一%と、いずれも正直者が少数派という結果になった。
また、行政機関の事業請け負いでは、実際に贈賄したり、汚職が当たり前という認識が企業経営者側に以前より増えていることも明らかになった。(19日・サンスター電子版)