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　日本の援助で四月末に開通したばかりの第二マグサイサイ橋（全長九百七・六メートル、北アグサン州）が五月二十九日、早くも一時閉鎖された。公共事業道路省によると、約一カ月使用したところ橋の接合個所で小さな欠陥部分が発見され、応急手当が必要になったという。

　同橋はミンダナオ地方の南北縦貫道路、比日友好ハイウエー（ダバオ・スリガオ間）と北アグサン州ブツアン市を結ぶ比最長のつり橋で、総工費約二十一億ペソのうち日本政府が約三十五億円を借款供与した。

　同省のモノ地域事務所長は、施工した日系企業コンソーシアムには一年間の修理保証責任があり、悪い所が見つかれば、再び閉鎖して修理することがあると説明した。（２日・ブリティン）