ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 320字|2007.6.4|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
海賊版ソフトで手入れ
国家捜査局(NBI)セブ支部は五月二十八日、マンダウエ市にあるビジネス・アウトソーシング会社、カンノンクリーク・アシア社と、家具設計会社、デザイン・エディションズ・インターナショナル社を急襲、海賊版のソフトを使用していたとして知的財産権侵害容疑で計八十二台のパソコンを押収した。ソフトの時価総額は九百万ペソに上るという。両社が米マイクロソフト社の海賊版ソフトを日常的に使っているという聞き込みから内偵を重ね、確信をもって捜索令状を取ったという。有罪になれば責任者は最高九年の禁固刑と百五十万ペソ以下の罰金を課される。
情報企業がパソコンを根こそぎ押収されては商売上がったり。海賊版の取り締まりは厳しさを増している。(1日・ブレティン)