ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 327字|2007.6.4|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
樹下教室はもうない
マンゴーの木の下を教室にするようなことはない・・。新学期が近づく中で、セブ市役所のヤング教育担当顧問がこのほど、約束した。
フィリピンの公立学校では
一教室当たりの生徒数を三十人から三十五人としているが、市の当面の目標は四十人から四十五人。しかし学童を
全員、教室に収容すると五十人から五十五人に膨れ上がってしまうのが現実。「目下、一教室に四十・四十五人の線で努力しているが、一部では五十人以上になってしまう。しかしマンゴーの木の下では教えません」というわけ。
一方、公立学校に入学する
生徒の数も減っている。公立学校にも子供を通学させられない親が増えているからだそうだ。市では今年も二年制高校の試験的実施を続ける。(30日・ブレティン)