ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 321字|2007.5.7|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
街灯が消えた
自治体の不当高値購入疑惑に包まれたセブ都市圏の美観用街灯だが、四月三十日夜、街灯用の電線を盗んでいた男三人が逮捕された。
セブ市ラフグのマルコポーロ・ホテルに通じる道路をパトロール中の警官が同日午後六時半ごろ、街灯から電線を引きはがしている男五人を発見、うち三人を窃盗の現行犯で逮捕した。いずれも近くの住民で、売ってカネに換えるつもりだったと自供した。
一方、ビサヤ電気会社は四月十三日、セブ、マンダウエ両市内の街灯約六百六十本に対する送電を停止した。電力代金の請求先がはっきりしないためだが、行政監察院ビサヤ支部では「街灯が点灯されないままだと、いずれ切られてクズ鉄にされてしまう」と懸念を表明していた。(3日・サンスター電子版)