ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 320字|2007.4.23|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
凱旋パレード
米国で国際王者のタイトルを防衛して、ジェネラルサントス市に凱旋したボクシングのマニー・パッキャオ選手は下院選に立候補しているため、政争のまっただ中へ。
パッキャオ選手の凱旋パレードは十九日夕、行われたが、与、野党ともに自派の車に乗ってもらおうと争った。結局、同選手は政治家が同乗しない条件で、市差し回しの車に乗り込み、ものすごい歓迎の人出に取り囲まれた。
パッキャオ政界入りを後押しする「国民のチャンプ運動(PCM)」は政府・与党側だが、野党側のアチャロン市長は同選手の娘の名付け親、対立候補であるクストディオ現職議員の母は結婚式の仲人とややこしい。両候補はパレードの途中の記者会見で、「友情ある戦い」を誓った。(13日・ブレティン)