ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 315字|2007.3.5|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
同名の泡沫候補
上院選に野党連合から出馬したアラン・ピーター・カエタノ下院議員=タギッグ市=と同じ名前の船舶機関士が立候補して話題になったが、ダバオ市のラジオ局が本人にインタビューして、ダバオ港で働く日給約二百ペソの港湾労働者とわかった。
この人物はホセリート・「ピーター」・カエタノ氏。立候補届け出の際、機関士と職業を記載した理由を聞かれ、機関士学校を卒業したが職には就かなかったと苦しい返事。通称は「ジョジョ」と呼ばれているのに、なぜ「ピーター」かという質問には同じ政党KBLから立候補した仲間が「通称の登録は本人の自由」と助け舟を出した。カエタノ議員は「ジョジョ」の背後に敵対するアロヨ大統領の夫君がいるとにらんでいる。(1日・スター)