ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 321字|2007.2.26|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
副市長選が取引材料
ドゥテルテ・ダバオ市長とノグラレス下院与党院内総務との間でこのほど、話し合いが成立、同市長の率いる地方政党フグポンサカタウワンと政府与党勢力の中心、ラカスとの協力が実現した。
二人の了解事項は、ドゥテルテ市長が地方自治体関連の選挙における候補者選定権を持つ代わりに、上院選での与党候補者を支持するというもの。市長は自身が再選のため出馬するとともに、娘のサラを副市長に立候補させる意向であり、ラカスはこれを公認することになる。ノグラレス議員は息子のカルロを副市長選に出そうとしていたが、ここで市長に譲ったわけだ。
同市長は「議員との協定を守って与党連合のために運動するつもり。野党は私の支援を期待しても駄目だ」と語った。(21日・スター)