ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 320字|2007.1.22|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
安倍首相夫人
東アジア首脳会議に出席した安倍首相に同行した昭恵夫人は十五日朝、帰国直前の忙しい時間を割き、セブ市南西十五キロのミンガラニリア町を訪れ、リパタ・セントラル学校を見学した。同校は一九九一年、日本政府の援助金百五十万ペソで、心に障害を持つ子供たちのための三階建て校舎を建てた。
昭恵夫人は数百人の生徒、教員、町関係者に温かく迎えられ、「夫(晋三首相)も一緒に来たがっていましたが、会議が詰まって来られませんでした」と釈明のあいさつ。
ASEANサミットが昨年十二月に開催されていれば、首相も来るはずだった。
同校は校舎が完成してから毎年、少なくとも六十人の障害児を受け入れ、日本人のボランティア教師三人も働いている。(17日・ブレティン)