ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 306字|2006.12.18|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
首謀者は許さない
昨年三月、スルタンクダラット州タクロン市で、ジャーナリスト、マーリーン・エスペラトさん=当時(45)=が殺害された事件で、国家警察は首謀者とみられる農務省ソックサルジェン事務所長ら幹部二人をあらためて送検する方針を固めた。
地元紙「ミッドランド・レビュー」発行人として同事務所幹部の汚職を追及していたエスペラトさんが自宅で子供と食事中、射殺された事件。同事務所長のガードマンだった軍人ら四人が実行犯として逮捕され、十二万ペソで殺害を請け負ったと自供、有罪判決を受けた。
殺人を依頼した事務所長ら二人に逮捕状が出たものの執行されず、二人が所在をくらましたなどで撤回されていた。(15日・インクワイアラーなど)