ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 316字|2006.12.4|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
囚人が大騒ぎ
セブ市カルナサン・バランガイに新拘置施設が完成し、従来のバゴンブハイ矯正センター(BBRC)に収容される二千四百人中、七百十七人が十一月三十日に移送されたが、残った囚人たちが同日午後八時半ごろから鉄格子をたたいたり、叫んだり、電球を割ったりして騒いだ。
原因は、移送囚人が一カ所に押し込められて、失神した者も出たというラジオの報道を聞いたため。ネメニョ所長が「定員五十人の房が二十四あり問題ない」となだめたが収拾できず、警察部隊が空中発砲で威嚇した。
新施設はどうやらトイレ用水に問題があったらしい。それにしても、BBRCにはの定員二百五十人の十倍近くが詰め込まれている。騒ぎの遠因はこっちの方かも。(1日・サンスター電子版)