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11月27日のまにら新聞から

ビサヤ・ミンダナオ通信

[ 318字|2006.11.27|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]

自分をノックアウト

 ボクシングのパッキャオ対モラレス戦は、パッキャオ選手の華麗なKO勝ちだったが、興奮のあまり死んだ人がいた。セブ州トレド市に住むジョージ・ブグナさん(47)で、夜のテレビで再放送された試合を観ていた。

 妻のリディアさんによると、ブグナさんは試合の流れに一喜一憂、叫んだり、飛び上がったり、壁を拳でたたいたりしていた。「パッキャオ勝利」が宣言され、見るとブグナさんは床に長々と延びている。リディアさんは、てっきり「モラレスのKOシーン」を自ら演じているのだと思ったが、夫はいつまでたっても起き上がらない。驚いて近くの病院に運んだが、脳出血ですでに死亡していた。ブグナさんは若いころ、アマチュア・ボクサーだったとか。(23日・ブレティン)

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