ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 312字|2006.11.20|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
テロリストは子だくさん
東南アジアの国際テロ組織、ジェマ・イスラミア(JI)の爆弾専門家、ドゥルマティン容疑者の妻、イスティアダ・ソビーさんは十月にスルー州ホロ島のパティクル町で八歳と六歳の息子と一緒に捕らわれたが、故国インドネシアに送還するなら子供六人と一緒にしてほしいと訴えている。保護されているサンボアンガ市の国軍西ミンダナオ司令本部を訪問したインドネシアの外交官に、残りの子供四人がパティクル町のフィリピン人の家で育てられていると告白した。
イスティアダさんは夫のドゥルマティン容疑者が二〇〇三年四月にインドネシアからフィリピンに逃亡した三カ月後に自分も子連れでホロ島に移ってきたという。夫はいまも潜伏中。(17日・サンスター電子版)