ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 310字|2006.11.6|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
警備どころか
ASEANサミット警備でセブ都市圏に配置された兵士が相次いで酔っ払って乱暴を働き、国軍中央司令本部は二日、派遣部隊将兵四千五百人に午後十時以降の外出禁止令を出した。
十月三十日夜、ラプラプ市内の風俗バーで海兵隊の兵士三人が酔っ払い、遊興料金の支払いを拒否して暴れて警察に捕まった。一日夜には、同じラプラプ市のバーで遊んだ後の国軍の精鋭、急速対応中隊(LRC)所属の将校や兵士六人が交通違反をとがめられた警官を殴る事件を引き起こした。
中部司令本部長のルナ陸軍少将は不祥事に連続に苦り切り、陸軍はセブ市ミングラニリャ町の基地、海兵隊はラプラプ市の海軍基地に夜間は禁足する指示を出した。 (3日・インクワイアラー)