ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 313字|2006.10.23|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
新車を召し上げ
セブ市は十二月の東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議に向けて警備の充実を急いでいるが、オスメーニャ市長は十九日、パトロール用に買った新車十台を警察から引き揚げてしまった。
同日午前五時四十五分ごろ、警官が市内のモーテル前で新車のパトカーを駐車中のタクシーにぶつけてしまった。調べると、この警官は見習い中の新人で、勤務中の先輩警官がモーテルで寝ているのを迎えに行っての事故だった。しかも、警備の応援で南サンボアンガ州から派遣されたばかりで、都会での運転に未熟だったようだ。
オスメーニャ市長は報告を聞いて激怒、新人警官を追い返し、先輩警官を処分するまで新車を警察に使わせないことにした。(20日・サンスター電子版など)