ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 309字|2006.8.28|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
第一〇歩兵師団を新設
ミンダナオ地方の治安警備を担当する国軍南部司令本部を二分割する計画が進行、新しく設置予定の東ミンダナオ司令本部が旧ダバオ空港跡地を使用するため、国軍として運輸通信省と交渉中。
師団の編成替えも行われ、第一〇歩兵師団(アギラ)がダバオ市パナカン基地に誕生した。第四〇四、六〇一旅団がそれぞれ第一〇〇一、一〇〇二旅団と改名して、師団の中核となる。
新師団長に任命されたエルネスト・ボアク陸軍少将は「南部における共産党ゲリラとの戦いに勝つのが任務」と語った。新師団が担当するコンポンステラバレー、南アグサン、東ダバオ、北ダバオの四州は比共産党の軍事部門、新人民軍(NPA)の根拠地として知られている。(22日・スター)