ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 306字|2006.8.28|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
沿岸警備隊がSOS?
沿岸警備隊(PCG)南東ミンダナオ支部が電気料金を滞納、このほど、「六カ月間、返済を待って」とダバオ電灯・電力会社(DLPC)に頼み込んだ。
PCGのダバオ港サンタアナふ頭詰め所が電線を無断で引き込み、「盗電」していたのが四月にばれ、約四万ペソの支払い請求が来た。PCG側は払おうとしないので、電力会社側が配電を止めたところ、また盗電を始めた。カンカンになった会社側が裁判所に訴える準備を進めていると、PCGのタン支所長が手続きに時間が必要と返済猶予を申し入れた。
タン支部長は、最近も漂流していた漁船を救助したが、電気がなければ救助無線も傍受できないと苦しい言い訳だった。(23日・サンスター電子版)