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ビサヤ・ミンダナオ通信

[ 323字|2006.8.28|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]

不法滞在が飯のタネ

 入国管理局中部ビサヤ事務所が外国人から巨額の謝礼を取って不法滞在を許しているという複数の訴えがゴンサレス司法長官に届き、同長官はセブ州での捜査を命じた。

 訴えによると、悪徳入国管理官はインド人、パキスタン人からは四十︱六十万ペソ、中国人、韓国人からは二十︱三十万ペソを取って不法滞在を認めていた。入国の際は、わざわざ航空機まで出迎え、空港から車で送るサービスが付くこともあるという。

 一方、不法滞在がばれた外国人からは見逃し料を毎月請求する。滞在ビザの期間延長では手数料五百ペソの領収書を発行せず、後で未払いだと脅すなど手口はさまざま。

 ゴンサレス長官は、こうした入国管理官の汚職はビサヤに限らないと「解説」したという。(23日・スター)

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