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8月7日のまにら新聞から

ビサヤ・ミンダナオ通信

[ 314字|2006.8.7|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]

無法地帯・中部ビサヤ

 国家警察本部のことし上半期犯罪統計によると、中部ビサヤ地域の犯罪発生率は全国で最高、検挙率は六六%で、全国で最低だった。賭博、銃砲不法所持などの不法行為は首都圏の六百六十六件に次ぐ第二位の三百四十五件。

 殺人事件の発生は南部タガログ地域の百十二件、首都圏の八十七件に次ぐ七十四件。大部分がセブ都市圏で起きており、私設処刑団の横行が数字に反映している。レイプを含む致傷事件は二百七十四件で、首都圏の二百二十六件より多かった。

 比における警察官の対住民比率は大都市で五百人に一人、それ以外では千人に一人が標準だが、セブ市では千五百人に一人しかいない。国家警察本部の見方では、警察官の努力も足りないそうだ。(7月31日・スター)

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