ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 314字|2006.8.7|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
教会スキャンダル
セブ島の南端、サンタンデル町の神父が教会に住み込んで働く少年たちを虐待したことが明るみに出た。十二歳から十七歳の少年たち七人はミサの補助役で失敗したと顔を殴られたり、蹴られたり。性的にいたずらされたと告白する子もいた。
子どもを教会に預けていた警察官がこのほど、愛児の顔が腫れているのを見つけ、児童虐待で告訴する準備を始めた。しかし、神父は「何もしていない」の一点張り。
同神父はサンタンデル町の教区に務めて六年になるが、以前、教会の信者組織に入っていなかった人の埋葬を拒否したことも問題になった。当時、セブ管区のビダル大司教は「どんな信者の埋葬も拒否してはならない」と指示を出したという。 (5日・サンスター電子版)