ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 319字|2006.7.24|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
怖い偽グスリ
マクタン・セブ国際空港で十九日、バンコクから持ち込まれた大量の医薬品が危険な偽物とわかり、関係者を驚かせた。
厚生省食品薬事局のクヨス取締官によると、同空港税関で無許可持ち込みで押収されたのは、血管拡張剤イソルディル一万錠、強心剤ラノシン二万五千錠、抗菌剤ジンナット三千錠、女性ホルモン剤プロベラ二千三百錠、尿道結石治療薬ロワティネクス五百カプセルなど四万単位で、本物なら時価約百万ペソはするという。同担当官によると、押収薬物のサンプルはマニラの本部に送られ、ラベルや薬品登録の詳細を調査中。
持ち込んだのは女性で、バンコクで非常に安い値段で仕入れたが、違法だとも偽物だとも知らなかったと供述している。 (22日・ブレティン)