ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 318字|2006.7.17|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ガンマンの末路
サンボアンガ市で、泣く子も黙る早撃ちの名手が今月七日、殺し屋に射殺された。
海兵隊のジェフェリー・アンピン伍長で、からんだ殺人事件や銃撃戦は数知れず。四年前に警察が銃砲不法所持で逮捕したところ、仲間の海兵隊員が警察署を襲って奪回したというから手が付けられない。殺傷事件で容疑者になっても、訴え出る者がないので逮捕されなかった。
しかし、七日夕、同市プティクの空き地にもうけ話でおびき出され、バイクに乗った三人組に乱射され、ライフルや拳銃の銃弾を浴びて死亡した。一緒にいたいとこの陸軍兵士も死んだ。警察では、アンピン伍長が今年初め、警察官を撃ってひん死の重傷を負わせたため、裏社会でいざこざが起きたとみている。(12日・ブレティン)