ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 321字|2006.7.10|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
刑期は1225年
セブ地裁はこのほど、地元銀行ソリドバンクの元タボアン支店長(55)に対して、詐欺、公文書偽造の罪で最高千二百二十五年の禁固刑の有罪判決を下した。起訴事実の四十五件すべて有罪で、各刑期十九︱三十年を加算する。
判決によると、この比人支店長は一九九八年までに、被害者のサインを偽造し、少なくとも二十九回にわたって預金、計千八十万ペソを引き出して着服した。
支店長は判決に悲しそうだったというが、実は逮捕されるとすぐ、起訴事実一件ごとに三万ペソの保釈金を払い、ずっと自由の身。判決後も「再考申立」を請求したため、収監されていない。被害者に弁償を済ましている銀行側はあらためて保釈取り消し請求を同地裁に出した。 (3日・インクワイアラー)