ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 318字|2006.5.8|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
値上げは先送り
セブ州バス運行者協会(CPBOA)は五月からバス運賃を値上げする予定だったが、ガルシア州知事の介入でディーゼル燃料が1リットル当たり三十六ペソになるまで値上げを我慢することになった。現在の価格は同三十五ペソ四十一センタボ。
元陸運局第七地域事務所長で消費者運動指導者のマヌエル・イワイ弁護士が提唱した
関係者会合で、同弁護士は「初乗り運賃を一ペソ値上げして六ペソとし、走行一キロ毎に一ペソという業界の上げ幅は客観的でない」と主張、ガルシア知事は昨年十一月に決めた料金表見直しを検討することで業界側を説得した。
しかし、イワイ弁護士は一、二週のうちに燃料価格が約束の上限に達してしまうのではないかと懸念している。(4日・ブレティン)