ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 323字|2006.4.24|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
拘置所は超満員
サンボアンガ市の未決者拘置所、「市矯正センター」が明らかにした収容者統計によると、四月現在で総数は千百九十二人。うち五四%の六百四十八人が危険薬物取締法違反、つまり麻薬、覚せい剤関連。次いで、強盗犯が百二十五人、傷害致死犯が百一人、レイプ犯が七十二人、殺人犯が四十人、その他の軽罪犯が二百六人。
ボレス同センター長の悩みの種は、拘置所の収容者数がどんどん増えて、人口過密になっていること。二十二拘置房の収容定員は四百四十人だから、その二・七倍が詰め込まれていることになる。
同所長は、新入りが入るたびに、どうやって収容するか頭を悩ませると話し、一部の収容者については裁判を早く進行させてほしいとぼやいた。 (19日・ブレティン)