ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 308字|2006.3.6|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
華人の贈り物
大地滑りに襲われた南レイテ州セントベルナルド町の被災民に対し、比華人商工会議所連合は「新しい村」を建設して寄贈することを明らかにした。フランシス・チュア会頭が三日、現地を視察後、発表した。「連合村」と名付け、2DKの家屋二百戸を二期に分けて建設する計画で、州と町に対して土地の提供を求めるという。
一方、華人財閥のリーダーの一人、フィリピン航空のルシオ・タン会長も先週、被災者を収容しているクリストレイ高校を訪問、かねての約束通り、被災民全員に千ペソずつを贈った。同会長はまた、被災民の間に病気の患者が出た場合、州都タクロバンなどの病院に搬送するため、自家用ヘリを使えるよう手配して帰った。
(4日・ブレティン)