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2月27日のまにら新聞から

ビサヤ・ミンダナオ通信

[ 300字|2006.2.27|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]

マルコスの遺産?

 南スリガオ州の水田に人間のこぶし大のかたつむりが大量出現、水田のイネを数百ヘクタールも食い尽くしている。被害は広がるばかり。

 ジャイアントかたつむり、またの名ゴールデンスネイルの大発生は、過去三週間も降り続いた長雨で州内十五の町で洪水が発生したのが原因。州庁の農業専門家は「田植えをやり直さないと、今年は米不足に見舞われる」と心配する。

 このかたつむりはマルコス政権時代の一九八〇年代、南米から食用として持ち込まれたが、フィリピン人の口に合わなかった。野生化して、大好物が若いイネの葉とわかった時には手遅れ。農民たちはつかまえて焼却処分にするのにおおわらわだ。 (22日・インクワイアラー)

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