ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 304字|2006.2.27|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
金掘りに避難命令
ゴールドラッシュが続くコンポステラバレー州のディワルワル山一帯は近来の大雨で地滑り発生の危険が増大、ブリリアンテス・モンカヨ市長が金鉱探しの入山者に即刻、避難するよう命令した。
同地区には四万人以上の金鉱探しが入り込み、小屋掛けして金掘りをしている。しかし、過去に多発した地滑りですでに数千人の命が失われているそうだ。
最近、近くのパンツカン町で、金鉱石が見つかったという話が広がり、数千人の金掘りたちが同町の方に移動した。ところが、国防省民間防衛局当局者によると、この町も豪雨のため、地滑りの危険が増大しているという。同局では、状況次第では、強制的に避難させる必要があるとしている。(23日・スター)