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　比米合同軍事演習「バランスーピストン06︱02」が十七日から北コタバト州キダパワン市カルメンの第六〇二歩兵旅団駐屯地で始まるが、米兵の一部はイスラム急進派、モロ・イスラム民族解放戦線（ＭＮＬＦ）の支配地域に入る予定。ただし民生支援活動に限定される。

　昨年十一月、ルソン島中部スービック自由港で軍事演習直後の米兵がレイプ事件を起こしたばかりなので、国軍幹部も地方自治体も米兵のマナーについては神経ピリピリ。ピニョル州知事は、米兵は事件のことをよく知っており、比人女性の人権を侵害しないだろうと州民に説明した。

　第六師団長のデマアラ少将は、演習反対の大衆行動があるだろうが、静かなデモなら干渉しないと約束した。（13日・インクワイアラー）