ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 312字|2006.1.16|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
判事の腰に拳銃
昨年大みそかにセブ州出身のパサイ地裁判事が射殺され、法曹界に危機感が広がったが、セブ地裁の裁判官は自衛のための武装を始めた。
ガコ判事は警察幹部出身で、記者たちは執務室にアーマライト銃が置いてあるのを見付けた。パラス判事は腰に45口径拳銃をぶち込んでいた。エコン女性判事は環境問題弁護士の時、地方で脅されたことがあり、銃の所持許可証を持つことにしたという。カニェテ判事も数年前、セブ市の中心部で賊に襲われ、以来、拳銃を離さない。
パラス判事はこのほど、パトラルバ検事と相談して、射撃練習会を催すことにした。カマガン射撃クラブで腕を磨くことにしたら、早くも二十人の判事、検事が参加の意思を表明したという。(9日・スター)