ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 320字|2006.1.16|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
殺人既決囚が里帰り
比では珍しくジャーナリスト殺害犯が有罪で服役したが、本人は許可無しにセブ市の刑務所から地元のパガディアン市に帰っていた。
元警察官のギレルモ・ワピリエ既決囚で、昨年十一月、二〇〇二年三月、パガディアン市でエドガー・ダマレリオ記者を殺害したとしてセブ地裁で無期刑の判決を受けた。ところが、同既決囚はセブ地裁の許可を得ずに、収容されていたセブ市のバゴンブハイ刑務所からパガディアン市内に移送されてしまった。
元々、最高裁が証人の安全を懸念して、セブ地裁に審理を移したのに、ワピリエ既決囚が地元に戻ってはどんな復讐があるかも知れない。同服役囚は警察官をクビになった後も、官給品の拳銃を所持し続け、強盗罪の余罪もあるという。(11日・スター)