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12月26日のまにら新聞から

ビサヤ・ミンダナオ通信

[ 316字|2005.12.26|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]

悲惨な単身赴任生活

 教育省第九地域事務所はサンボアンガ市から数百キロ北方の南サンボアンガ州都パガディアン市に三月に移転したが、職員たちがこのほど、食事も減らすほどの窮状を中央政府に訴え出た。

 多くの職員が家族をサンボアンガに残した単身赴任となったが、二重生活で生計が苦しくなり、三度の食事を二度ないし一度に減らしているという。平均給与が月額三千五百ペソで、家族の元に帰る交通費もままならないそうだ。

 サンボアンガの庁舎が二階建てでスペースも十分だったのに、今は小さな学校の教室を使って業務。少なくない数の職員がトイレも水浴び場もない校舎内で寝起きしている。一部はカネ詰まりで地元の高利貸しの餌食になっているというから深刻だ。(23日・ブレティン)

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