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12月19日のまにら新聞から

ビサヤ・ミンダナオ通信

[ 316字|2005.12.19|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]

ワシフクロウのひな

 ネグロス森林・環境基金(NFEFI)は十四日、絶滅危険種のフィリピン・ワシフクロウ(学名ブボ・ピリッペンシス)のふ化に初めて成功したと発表した。

 十月十三日、飼育中のメス「スプラダ」が卵を一つ抱いているのが確認され、十一月二十一日、無事にひながかえった。性別はわからない。「父鳥『ヒナホン』と母鳥の対応が心配だったが、すくすく育った」と担当のレオ・スアレス博士は大喜び。来年一月にバコロド市のNFEFI動物園で子供たちから名前を募集する行事を行う。

 比で最大のフクロウで、長い羽と両眼の後ろの耳のような毛房が特徴。孤立して暮らしているが、低地の森林が減ったため、生息数は近年、激減しているという。 (15日・インクワイアラー)

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