ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 325字|2005.9.12|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
米軍機が作戦参加?
テロリストが潜伏中とされるマギンダナオ州の上空に米軍スパイ機が飛来か︱︱。NGO(非政府団体)がこのほど、目撃者の話を公表、国軍が否定に躍起になっている。
NGO「国際対話の提唱」(IID)によると、同州リグアサン湿地周辺の戦闘避難民収容所を最近、訪問した際、米軍機らしい飛行機を直越目撃、避難民たちも何度も見ていると証言したという。
IIDに参加するドイツ人学生は、この飛行機を撮影して米海軍の対潜哨戒機P3オライオンだと割り出した。他の人権団体も飛行機のビデオ記録を持っているという。
国軍南部司令本部のツタアン大佐は「米軍にはミンダナオ空域の使用権はない。人道目的の飛行機を見間違えたのではないか」と否定した。(9日・インクワイアラー)